カンジダ症 妊娠時や赤ちゃんへの影響

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妊娠中のカンジダ症

妊娠の影響

 カンジダ症は妊娠中に発生する確率が高くなります。カンジダ症になる割合は通常は10%〜15%程度なのですが、妊娠すると20%〜30%程度に増加します 。妊婦さんの3人に1人はカンジダ症になってしまう計算ですね。

 

 カンジダ症はカンジダ菌というカビの一種が原因で起こる病気ですが、妊娠すると、以下のような変化があります。

 

 ・ち○内環境が酸性に傾く
 ・内膜にグリコーゲンが増える
 ・おりものの量が増える

 

 これらの変化が起きると、ち○内環境はカンジダ菌の格好の環境になります。そのためカンジダ菌が増殖する手助けとなり、炎症が発生しやすくなるのです。その点から、妊娠中は再発し易い環境にあるといってもいいですね。

 

赤ちゃんへの影響

 カンジダ症に感染しているからといっても、おなかの赤ちゃんへの影響はあまりありません。但し、出産の際に、もちろん赤ちゃんは産道を通って出てきますので、その際に赤ちゃんに感染する可能性があります。

 

 赤ちゃんにカンジダ菌が感染した場合、鷲口瘡(口の中に白いカスのようなも のができたりする)になったり、カンジダ性皮膚炎などになることがあります。
ですので、妊娠中は一旦治っても再発した場合はすぐに受信して出産までに完治するようにしておきましょう。